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冬はつとめて
 

「いと寒きに、火など急ぎおこし、炭もてわたるもいとつきづきし」
                         枕草子 清少納言

朝は子供たちが起きてくる前に、ストーブに火を入れます。
寒いといってもまあ2〜3度はありますが、
じわり暖かくなるのを眺めるのもまたいいものです。
少し暖かくなりすぎて、趣に欠けますが・・・。

当時はどのように寒さをしのいでいたのでしょうか?
炭火も、手をかざして温まる程度でしょうから、
家の中でもすきま風もあり、たいそう寒かったのでしょう。
その中で「つとめて」ふくろ手などせず両手を動かして
いそいそと働く姿に、趣深さを感じます。
薪ストーブがスローライフとか言いますが、
火を熾すのもたいそう早く便利で暖かくなったものです。

今シーズンは、そういえば暖房は使ってません。
(一度入れましたが、すぐ消しました)
朝五時頃熾せば、昼前までは暖かいので、
薪も、そんなに多くは使わなくて済みそうです。
焚きつけと中太薪を3〜4本、大きいものを2〜3本程度です。
夕方はお風呂に入るので、夜も火を起こすことはほとんどないです。
(自分が帰ってないというのもありますが・・・。)

上の写真は、クヌギの薪です。
見た目かなり綺麗に完成したものです。
これでだいたい水分含有量が13〜14%程度と良好です。
質感と色、持ってみた重さなどでだいぶ判断できるようになりました。
太いものでも、真中に割れ目を入れておけば、
一年くらいで乾燥しているようです。












| ユージ | 07:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
今年の初焚きです
 

薪ストーブに火を入れました。

今年は、焚き付けの小枝が大量にあるので、
紙など使わずに着火できました(笑)。
使っている薪は、今回はメインが栗の木。
後は樫の木と栗の木の木端です。
栗の木は一年間野ざらしし、割ってから半年程度
乾燥させたものです。
水分含有率は10から13%程度です。
だいたい20%を切れば使えるといわれています。
(スチール社の含水計を使用)
去年の冬に倒伐、薪にしたものも十分使えそうです。

薪をストーブ内に入れるときは、
どういう風に組めば効率よく燃えてくれるかを考えます。
というのも、煙(いわゆる未燃焼ガス)を出さないようにするには、
いかに早くストーブ内の温度を上げるかが重要になるからです。
においは多少ありますが、煙は、白くたなびく程度です。
けっしてモクモクは出ませんよ。
それでも周囲になるべくご迷惑にならないよう、
焚き始めの時間を夜遅めか、
もしくは朝早くか(4時から5時)にしています。
後は、温度が上がりやすいよく乾燥した杉材(建築廃材)も
織り交ぜながら、温度を一気に上げます。
(ヨツールのストーブは針葉樹も使えます)

室温は16度。二時間程度で20度前後になりました。
二階は24度前後で、動くと汗がでるくらい。
ストーブ側面は250度です。
おそらくストーブ内は700度程度です。
それくらいになると、二次燃焼空気孔から
バーナーのように空気が吐き出され、
それが燃えて二次燃焼が始まるのが見えます。
青や緑の炎が、ゆらゆらとオーロラのように見えるのもこの頃です。
未燃焼ガスが燃え尽きると、赤い熾きとなり、
ゆっくりと燃え続けます。
炎の美しさはクリーンバーン方式ならではです。

これから後は中くらいの薪を2,3本投入すれば、
10時間ぐらいは室温を保ってくれます。
まだ本格的には寒くないので、これくらいで十分です。




| ユージ | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ぴかぴかになりました!?
 

どうでしょう!ぴかぴかになりました!
・・・ってわかりませんよね・・・。

最近はぐっと冷え込んでは来ていますが、
まだストーブを焚くほどではないです。
昨日は日も照っていたので、
日中はなるべく太陽光線を室内に取りこんで、
室内をあっためることを意識しました。
夜、そのおかげもあって暖かく過ごせました。
24時間換気はいいのですが、
あったまった空気まで排出するので、
そのあたりを上手に使っていかねばなりません。
暖房もストーブも、使わないに越したことはないですからね。



| ユージ | 12:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
薪ストーブ掃除
 
今日は今シーズン使用前ぎりぎりですが、
薪ストーブを掃除しました。
天板を取ったところと、耐熱ガラスを掃除しているところです。
煙突からは、何やら黒いものが落ちてきているようです。



よく観察してみると、燃え尽きていない
薄くて小さな灰の集まりのようです。
そうだ!新聞紙!
利用当初の焚きつけに、
新聞紙を少量使っていたのを思い出しました!
こんな具合にたまるんですね。怖い怖い。

薪ストーブの業者さんが来て、
「紙を焚きつけに使うと、細かい灰が煙突につくので駄目ですよ」
とアドバイスしてもらってからは
使わないようにしていたのですが、
その結果がこれでした。
結局、紙が燃え尽きる前にストーブのドラフト効果によって
煙突へ飛ばされ、煤によってくっついたのでしょう。
何事も勉強です。

今年は新聞紙などを使わずに焚いてみて、
来年の煙突の煤がどうなっているか
試してみることにします。







| ユージ | 12:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
オール電化にしたのはなぜ失敗だったか?
 以前、オール電化を導入したのは失敗だった、と書きました。
その理由を書きたいと思います。
(あくまでも私見です。一つの意見として読んでくだされば幸いです)

料理好きの自分にとって、ガスレンジは当然でした。
しかし、電気料金の安さと掃除しやすさ
(火がないので上昇気流が発生しにくい=壁や天井に汚れが付きにくい)
それに、必要なら炭火を熾せばいいし、
薪ストーブもある、ということで、
IHではなくラジエントヒーター、エコキュートを導入しました。

たしかに電気料金は安い!ガスを使っていたころより格段です。

しかし・・・

深夜電力が安いおかげで、家内は朝4時半に起きだし、
洗濯機を回し、夜の食事の支度まで始め、
朝も早くから掃除機を回しだす始末。
主婦とは、今も昔も変わらないんですね・・・。
まあそれは置いといて、

夜間の電力消費量は、昼間よりだいぶ減少します。
発電しても貯めておくことはできないし、
原子力発電はおいそれと止めることはできないので、
夜間は火力や水力発電の稼働を減らすことで調整しています。
原子力は昼夜関係なく発電しているので、
その間の使われない無駄な電力をどうすればいいか。
そうだ、深夜に電気を使ってもらおう=夜間電力料金を値下げ
給湯を夜間行い、タンクにためておけばいい=エコキュート
(短絡的に書いています。ある意味あたっているぐらい?
 ヒートポンプユニットは電熱線より当然効率はいいそうです)
オール電化推進、原発推進、コンビニは夜も煌々と・・・
そういう説もあります。

なんだか、イケイケドンドンな感じで、
大量生産大量消費。自分には合わない気がします。
仮に深夜電力の割引が無くなったら、
エコキュートは大きな意味を失うことになるのでは?

もっとシンプルにも考えられます。

発電のほとんどは熱エネルギーを変換することで行われています。
原発はどう頑張ってもエネルギー交換率は30%。
最新の天然ガス発電システムで59%といわれています。
電線を100%絶縁できる被膜はまだないため、
送電線が長ければ長いほどロスが増えます。
また、変換回数が多ければ多いほどロスが出てしまいます。
火力(熱エネルギー)→電力→送電→湯沸かしやコンロ(熱エネルギー)、
という流れが一番エネルギー効率が悪いということです。

そうなると、自宅で発電、自宅で使うことが
一番効率がいいことになります。

太陽光発電はいいのですが、
エネルギー効率が極端に低くまた高価です。
蓄電できないので曇りや雨の日は使えないのも、やっぱり困る。
補助金や売電がなければ、
結局は元が取れない物のようです。
しかも売電のコストはすでに利用者から徴収されています(!!)。
太陽光発電は、真夏の晴天の昼間(一番暑いとき)の
ピーク電力消費量を押し下げるくらいの効果しかないかも。
工業などの産業が頼るのは危険。一般家庭なら我慢できる?
しかし災害時は役に立つかも。

自宅で発電できるとしたらエコウィルやエネファームなのでしょうが、
ガスは利用料が高い!しかも電源が必要なのも??
まだまだ技術的に発展途上のようです。
しかし資源埋蔵量からも、
天然ガスは今のところかなりの年数あるようなので、
電気は新しい燃料電池中心で部分的に太陽光、
お湯が少ない時はガス給湯、
調理はガスコンロ・・・というのが一番効率がいいのでは?
ガスの供給管がないところもあるので、
移送のことも考えなくてはいけません。

エネルギー効率の良さ=利用料金の安さ

こんな簡単な方程式が当てはまればいいのですが、
どうも本当に複雑なシステムなようで・・・。
結局はオール電化は誰かの利権の一部で、
しかもエネルギー効率的には良くないものの可能性が高いです。
たしかに光熱費は下がりましたが、納得いかない。
自宅にガス管は通してませんので、
今更変えることはできない。
変えればホントもったいないばかり。

現在のインフラを大きく変えずにできるものが
開発されることを祈ります。
しかし調べてみると楽しいし、勉強になります。
エネルギー問題は重要ですので、
消費者目線から色々な意見が出るのも大切ですよね。
CO2温暖化説はそのほとんどが捏造だったことも
随分とわかってきているようです。
今のエネルギー問題にCO2をからめなくて良くなったら、
だいぶんシンプルになりませんか?

自宅は高気密高断熱で24時間換気、
オール電化ですが、やっぱり夏は暑いし冬は寒い。
風がよく入る高台なので、夏はほとんど窓全開です。
夜、8畳の和室で5本川の字になって寝るので、
さすがに夜はクーラーをつけます。
断熱の効果は素晴らしいですが、
サッシが熱を持つので、よしずなど日よけを考えています。
冬は薪ストーブと、補助的にエアコン暖房です。
なので、夏は断熱の壁と窓に風の効果、日よけの効果、
冬は断熱の効果に薪ストーブです。
あまり電気を使わず、ちょっと昔風かな?















| ユージ | 18:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
火が家の中にあります
 仏前にろうそくやお線香を供えたり、
護摩を焚いて神に祈願したり
(ケシを燃やしてトランス状態を作ったという説もあります)、
竈を神聖なものとしてあがめたりと、
古来より人間にとって火とは神聖で、大切なものでした。

現在は、オール電化になってしまい、
竈や囲炉裏がないということは、
大切な神様が家の中からいなくなってしまった!?

ちなみに自宅はオール電化です。
(これについては、地震や福島原発問題、
 色々な問題を考えると、失敗だったと感じています。
 ただ、太陽光発電を取り入れなかったのは良かったです)

だからというわけではないですが、
薪ストーブを使うことで屋内に火を入れるということは、
おごそかなものだという感覚があります。
(親友より、薪ストーブは神事=かみごとであるといわれました)

薪を獲って保管して乾燥させ、薪割りし、
なおかつ火をつけるのに時間をかけ、
それまた部屋があったまるのに2時間もかかるので、
それはそれは火を絶やさないように大事にします。
子供たちもストーブの前に集まったりと、
やはりなにか感じるものもあるのでしょう。

生活の一部に手間暇かかるものがあることと、
それが神聖なものであるということ、
それと、今燃えているのは何十年か前に誰かが心をこめて
植えてくれた木なのだ、ということに感謝をすること。

そんなものを感じさせてくれる、ありがたいものです。

| ユージ | 07:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
薪ストーブはエコロジー?
 いつかは書かねばならないと思っていた内容です。
あくまで私見です。あしからず。

「薪ストーブはエコロジーか?」
「薪は再生可能エネルギーか?」でもいいですね。

答えはNOと思います。

薪を集めるのには大変な労力を必要とします。
今、歩いて行ける所に広葉樹の生えている里山はないので、
車を使っていかなければなりません。
血眼になって捜します(笑)。
木を切るのにはチェンソーを使います。

いずれもガソリンを使います。
乾かす場所を作るのには薪小屋が要りますが、
自分で作るにしても、材料をお金を出して買い、
車で運んで、インパクトドライバー(電気)を使って建てました。

カーボンニュートラルという言葉があります。
木が生長する時に取りこんだCO2と、
燃えた時に出すCO2の量が同じなので、
薪はCO2を出したことにならないという考え方です。
しかし
薪の原木となる広葉樹の木を手に入れるためには
植林、間伐などの手入れをしなければなりません。
運び出すには道もいるし、重機もいるでしょう。
一時的に保管しておく場所も要ります。
結局は化石燃料を使わないといけないのです。
カーボンニュートラルの考えには、これらは加算されていません。
太陽光発電パネルや付属機械を作るために使ったエネルギーが
加算されていないことと同じです。
電気自動車を作るのに使ったエネルギーも加算されていません。
(電気自動車は値段も高い=従来品以上に
 作るのにエネルギーを消費するということです)

薪を買ってまかなったとしても、
他の誰かがその作業をやらなければなりません。

極端なことを言えば、我々が生きるために必要な食糧にしても、
生産段階で化石燃料を使わなかったものはほとんどありません。
冬に食べるスイカなんてその最たる例です。
少なからず化石燃料を食いつぶしているのです。

話を薪ストーブに戻します。

薪ストーブのほとんどが外国産です。
作るのにそれなりにエネルギーを使い、
なおかつ値段も高価ですし輸入するには船を使います。
設置も大変。専門の業者が必要です。
置く場所も限られ、煙突や防炎処理も必要です。
トータルのエネルギーコストを考えると、
国産の石油ストーブの方がずっとましかもしれません。

以上より、
薪ストーブはエコロジーどころかぜいたく品です。
一部のお金持ちか変わり者にしか使えません(自分は後者)。

「再生可能エネルギー」とかいう欺瞞に満ちた言葉は嫌いです。
今わかっている宇宙のどこにも、再生可能なエネルギーなんてありません。
ドングリが落ちて勝手に木が生えたから再生した、
と勘違いしているだけです。
その環境だって、日本のように温暖だから起きる現象で、
ヨーロッパなどの寒冷地では森を作るのに大変な苦労をしています。

仮にすべての家庭に薪ストーブを設置するとなると、
輸入と設置に大量のエネルギーを使うことになります。
燃料である広葉樹の里山は根こそぎ刈り取られ、
中国や韓国の山の様に
日本の山は瞬く間にはげ山になります。

ちょっと休憩。

ただ、昭和初めごろまでの日本には、
ほとんどの家に薪があり、風呂煮炊きすべて薪で賄っていました。
何十年交代で植林し、切ったらまた植え、
建築のためには杉ヒノキを植え同じように育てていました。
日本人は古来より森や山を大事にし、
けっして絶やすことなく植え続け管理してきました。
東京近郊の美しい武蔵野の風景とは、
実は都市生活のために必要な里山そのものだったのです。

薪ストーブは、いいものだと大事に使えば100年もつといわれています。
掃除をして手入れをして大事に使い、
薪にも心を配り、未乾燥のものなど使わないようにすれば、
孫子の代まで使えるものです。
薪にしても、原木を切って使ったところにはまた植え、
大量生産・消費せず計画的に植林する。
30年、50年、100年先をみて森や山を作り、
川を通じて田畑の栄養に、そして海へ注ぎ、
プランクトンひいては近海魚の栄養になる。
森や山は、いずれわたくしたちの口に入るものの原点です。

物を大事にすること。
限りあるものに感謝をして使うこと。
寒い冬に暖をとるために、自分が体を動かして作業すること。
生きていくために必要な作業を、なるべく自分の力でする。
(必要な化石燃料は使いますが)
そういうい事を少しでも自分の近くに置きたかったので、
薪ストーブを買うことに決めました。
けっしてエコのためではありません。

オール電化が増えている昨今、家の中に火があること。
素敵ですよ〜。
そしてこんなに柔らかな暖かさは石油には作れません。

薪ストーブは、やっぱりぜいたく品です。













































| ユージ | 07:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
薪ストーブと朝食
 

家内がインフルエンザで寝込んでいるので、
日曜日から主夫と化しています。

今朝は、肌寒い朝だったので、家内のことも考え、
ストーブに火を入れました。
気候も随分あったかくなってくれたおかげで、
室温が上がるのも早い!

朝ご飯は、バターロールをホットドッグに。
長女のお手伝いがだいぶまともになってきているので、ありがたい。
夜は、牛筋の煮込みをとりあえず昨夜から仕込んであります。

| ユージ | 06:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
あけましておめでとうございます!


自宅に設置している、ヨツールのF3です。
世界のベストセラー、ヨツール社の代表作品だそうです。


今年の始まりは、薪ストーブからです。 

左側に飾っている絵も、ノルウェーで買ってきたものです。奇遇なこともあるようです。

記事を書いているのは、実は1月も終わりごろなのですが、
色々と忙しくて、ブログの更新をさぼっていました・・。

今年は、家のことや薪ストーブの話題なども盛り込んでいきたいと思っています。

今年もよろしくお願いします。
| ユージ | 01:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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